旅をしながら、自然とともに生きる

北海道から沖縄へ移住して、暮らしの中で感じたことを。

くいだおれ物語~お食事処 峠の茶屋~

こんにちは!

いつもブログを見て頂き、ありがとうございます。


これから、くいだおれ物語」という形で自分が実際に訪れたお食事処やカフェなど食べ物に関することはシリーズ化して、どこかに訪れた度に少しずつ投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

第一号は「お食事処 峠の茶屋」です。

沖縄県内在住の方は知っている方も多いとは思いますが、ココの「てびち料理」はとてもボリューミーな上に、美味しい!コラーゲンもたっぷり。とにかく大きい(笑)(いつもとは限りませんが。)お腹を空かせて行かないと食べきれないかもしれないです(笑)

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店内に入り、席につくと

店員「どこからきたのー?うちなーんちゅじゃないね(笑)」

僕たち「元・現琉球大学の学生です。(笑)なので、出身は大阪、北海道、長崎、愛知です。」
元・現琉大のメンバー4人でご飯に行ってきました。

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店員「なーべーらー、食べるかい?」

僕「なーべーらー??」

店員「なーべーらーも知らんのかい!」
他のお客さんにも笑われてしまいました。

「なーべーらー」は、沖縄の方言で、「へちま」という意味です(笑)

方言と現代語の差がありすぎる沖縄の言葉には、慣れるまでにもう少しかかりそうです。

家に帰ってきたかのように普通に会話が弾む店員さんがいる「峠の茶屋」でした。


みなさんも機会があれば、ぜひ行ってみてください。

呉我暮らし【田舎暮らし】~半年を終えて~

みなさん、こんにちは。

最近、お庭のシークワーサーやオクラが実をつけ始めました~
ミニトマトも赤くなってきたなあ~と思っていたら、ある日、忽然と消えていました・・・おそらく、鳥だと思いますが。
田舎へ住めば、いろいろ起きます(笑)

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自分の住んでいる地域では、豊年祭へ向けた練習が始まっており、地域の人から声をかけて頂き、参加することになりました。

五穀豊穣を願って行われる豊年祭・・・呉我区は珍しく今でも毎年、豊年祭が行われる。

自分が参加するのは、「棒術 テンベー」になりました。

3人で行う棒術で、1人は槍、2人は盾と棒で演舞するものです。

僕は、2人の内の1人である盾と棒で演舞する役を頂きました。

本番は、今週末22日17時~@名護市呉我公民館です。
もし、お時間のある方がおりましたら、ぜひいらしてください。
残り練習ができる日も本日しかありませんが、精一杯頑張りたいと思います。

型はだいたい覚えたのですが・・・。

「あとは演舞を大きくみせることが大事だよ!」
と地域の方に教えて頂きました。

地域に入り込む第一歩は、地域の人と一緒に同じ目標に向かって頑張ることが大事なんだ!と今更ながら、身をもって体験しています。

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【地域おこし協力隊】推進会議 沖縄ブロック

おはようございます。

先日、「地域おこし協力隊推進会議 沖縄ブロック」の会議に出席してきました。対象は、今後、協力隊の導入を考えている自治体やすでに導入をしている自治体に向けて行われた会議でした。

まず、はじめに総務省地域力創造グループ地域自立応援課・中村俊介理事官の協力隊についての説明がありました。協力隊を募集するにあたって、その地域の抱えている課題は何かを見極めた上で、どんな人材が欲しいのかを考える必要がある。とのことでした。また、今後の課題として「隊員の不安や疑問点などへの対応体制」が挙げられていました。自分たちは二人で活動しているので、何か困ったことがあれば、相談することができていますが、地域によっては一人で活動をしている隊員もいるので、県内の隊員同士の横の連携も大切なように感じました。

次に徳島大学准教授・田口太郎氏の基調講演では、協力隊の位置づけとして行政の一部ではなく、地域の外の視点から地域をみつめ、かつ地域の人々とともに考え、悩み、行動するパートナーであり、行政ではできないようなフレキシブルな活動を展開するサポーターでもある。また、協力隊の導入によって、その地域はその協力隊の人脈とつながり、地域と外のつながりが生まれる。それが地域の新たな刺激にもなる。
3年後の独立は、どの協力隊にとっても不安なことではあるが、地域との信頼関係を大切に活動していれば、目には見えないような小さな雇用が生まれてくる。もちろん、絶対に生まれてくるとは言い切れないが、協力隊が3年間、真剣に地域と向き合うことができるようなサポートを行政は行っていってほしいとのことでした。

最後に、グループごとにワークショップを行い、「協力隊に対して、各地域で実際に行っているサポートの取り組みと必要と思われる取り組みにはどのようなもものがあるか」について、グループごとに考え、発表しました。

実際に行っているサポートとしては、「地域のキーパーソンと協力隊をつなげてあげている。」「地域のイベント行事には参加するように案内している。」

今後、必要と思われるサポートとしては、「協力隊OBとの連携活動。」「地域住民に協力隊がくることを伝える。」「協力隊の卒業後の就職サポート体制を一緒に考える。」等が挙げられていました。

先日の会議の全体を通して、自分たち協力隊は、地域にどのように関わり、活動していくべきなのかを振り返る機会にもなり、県の地域おこし協力隊として、沖縄県全体で、どのように地域おこしをすることができるのかを考える機会にもなりました。
今後とも沖縄県内各地へ実際に訪れ、自分の外の視点を活かして何ができるのかを常に考えていきたいと思います。

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【沖縄】にくる観光客と話すきっかけづくりをしてくれる【宿】

沖縄も、少しずつではありますが、湿度が下がり、気温は変わらないものの、涼しく感じることも多くなりました。

今日は、自分の友達が運営している宿を紹介したいと思います。

「ゲストハウスKAINAN」

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沖縄の友達が2016年4月3日にオープンしたゲストハウスで、なんと内装のほとんどを1年かけてスタッフの方たちでつくったという!手づくりの「ゲストハウス」。今話題のDIYの「ゲストハウス」バージョン的な感じです。

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オーナーの高良さんは、いつも優しい笑顔でゲストをお迎えしてくれる。日本人でも外国人でも気づいたら、家に帰ってきたように感じることができるような場になっている。

そのような場づくりをするにあたって、どこまでおもてなしをして、どこまでほったらかしにするのかその微妙な差から生まれる人同士の関係性が「家に帰ってきた」ように感じるきっかけづくりになっているのだろうと思います。
自分も、最近、居心地の良さと新たな出会いがあり勉強になることも多いので、よく遊びに行かせて頂いていますー。

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もし、沖縄にくることがあったら、ぜひ立ち寄ってみてください~(*^▽^*)

「ゲストハウスKAINAN」ホームページ http://www.gh-kainan.com/

浦添市森の子児童センターの取材を終えて

 

「地域にいるさまざま団体との連携を図りつつ、地域でつくる地域の未来」

 

大城喜江子さんが館長を務める「浦添市森の子児童センター」では、小中高生を対象に、無料で、学校の提出物や宿題のサポートを行っている。テスト対策や受験勉強も基本的には学校の教材を使用している。子どもたちに対して夕食の提供も行っているが、これは子どもたちの今後の将来を考えた上で行っている。

 

家庭にはそれぞれの事情を抱えているからこそ、それを少しでも地域の人で支えていく必要がある。その時に子どもに寄り添ってあげることが大切。

 

去年、行われた「勢理客避難訓練!」は、神森中学生が自ら動き、地域の人を巻き込み、成功を遂げている。

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大城さんは、「私たちはあくまで意識づけのきっかけづくりや子どもたちが何かやりたいことがあれば、影から全力でサポートする。その何かをする時はそれまでの過程が大切。」とおっしゃっていました。

「子どもたちの様子は、常にメンバー同士で情報共有しながら、遠い将来まで考えて、ひとりびとりを大切に、その子に合った対応の仕方が大切であること。」

現在では、生徒保護者・浦添市グッチョブ連携協議会事務局・侍学園沖縄校・自治会・PTA・民生員・大学・企業・行政・NPO法人といった地域のさまざまな団体と連携し、沖縄の子どもの未来のために奮闘されている。 


○今後の展望について
「切れ目をつくらない継続的なキャリア教育」
浦添市は、児童センターがすべての小学校区ごとに設置されており、中学校卒業後も児童センターとつながる仕組みをつくり、地域の包括的な支援によって子どもたちの自立を促す体制を構築する。

           ↓

地域型就業意識向上支援事業の活用
各地域に「地域の子どもたちを地域全体で育成する」仕組みを構築することにより、地域全体の就業意識向上を図る県民運動(学校や地域を中心としたキャリア教育を「産学官・地域連携」の仕組みを使って主体的に実施する際に補助金を交付し、活動を支援する)。
しかし、補助金は期限があるため、補助金がなくなった後に継続的に運営できるような仕組みづくりが大切である。
この事業を活用し、「協議会設置」・「事業実施」を行う。

①協議会事務局の運営:子ども・若者の「経済的・社会的自立」を行政機関・様々な団体が連携し実現することを目的として運営。

浦添市内の中学生に対して、お仕事調査隊の実施:商工会議所と連携し、お仕事調査隊の実施し様々な職種を知る。

浦添市を発信するグローカルリーダーの育成:浦添市を愛する心とグローバルな視点を併せ持ったリーダーの育成を目指す。

④市内の中高校生を対象とした就業意識調査:専門家からアドバイスを頂き、中高校生に対して、アンケート調査を実施する。

⑤グレートジャーニー関野吉晴氏による講演会の実施:地域を愛し、世界を見る関野吉晴氏による講演会を市内で実施する。


○取材全体を通して、私たちが感じたこと。
子どもたちの家庭でも学校でもない居場所。自分が小さかった頃は、児童館の存在を知らず、学校と家庭の往復を毎日繰り返していた。もし、家庭で親と喧嘩をしてしまい、学校でも嫌なことがあった時、どこにも自分の居場所がないと感じた場合に、自分にはいく場所がなかっただろうなあと思いました。
自分が小さかった頃にも、こんな児童館が近くにあればよかったなあと思いました。子どもたちは住む場所を選ぶことができない。だからこそ、地域や家庭や学校といった環境で、どのように支援していくかが今後も大切だと思う。

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大城さんは、最初から最後まで、私たちをうちわで扇いでくれながら、「ここ(児童センター)は、子どもたちにとっては、居酒屋的な場所なのかもしれない。」と笑いながらおっしゃっていました。これからも子どもたちの声に寄り添い、子どもたちからの自発的な活動があれば、全力でサポートをしてくそうな温かさを感じました。

 

最後に取材に協力して頂いた大城さんをはじめ、浦添市森の子児童センターのみなさん、どうもありがとうございました。

取材活動~大城喜江子の森の子児童センター~

報告が遅くなってしまいましたが、大城喜江子さんの「浦添市森の子児童センター」へ取材に行ってきました。

取材先/
大城喜江子さん

経歴/
沖縄県浦添市出身。

浦添市勢理客・森の子児童センター館長
平成27年9月、中学生を対象とした学習支援のための「学習塾」を開講。
平成28年4月から学習支援の対象を小学生にも引き下げ、「森の子ステップアップステーション」と名称を変え、再始動。

NPO法人なはまちづくりネット代表
・繁多川自治会公民館の運営及び講座の企画運営を行う。
※沖縄在来大豆「青ヒグ・高アンダー」を栽培し豆腐作りを行う「あたいぐわぁープロジェクト」など
・若者の職業的自立に向けたサポート活動「地域若者サポートステーションなは」

○沖縄の染色家で人間国宝重要無形文化財保持者)、宮平初子先生の下で20年間染色・縫製を習う。
琉球王朝絵巻の衣装の縫製を手伝った経験。

取材内容/
子どもたちとの何気ない会話から高校進学の意思のない子がいることに驚き、家庭環境や学校での疎外感などから遊び歩いている子たちと間近に接しているなかで、「このまま社会へ放り出すわけにはいかない」と思い立ち、夜の居場所づくりとして無料の学習塾を開講することに至った。
学習支援のみならず、食事の提供も行っている。

「ひとりびとりを大切に」
性格も育ってきた環境もみんな違う。だからこそ、その子に合った手立てが必要だということ。「どうせ自分なんて・・・」という子がいた時には、この子は普段話を聞いてもらっていないと思ってしばらくの間は何でも話を聞くようにした。すると、そういう言葉を発することは自然と減っていった。

「地域づくりは人づくり」
地域をつくる前に人をつくれば、地域は自然とつくられていく。

地域に目を向けるような人たちがいっぱいになる。

地域の人とかかわり行事に入っていくと、自分の住むところが好きになる。

今後その地域を離れたときに、戻ってきても戻らなくても生まれ育った場所が良いところだったと思ってもらうこと。   

「トップナンバーワンサポーターの存在」
火・木の週二回、夕食のおかず(取材時は、ちゃんぷるーを持ってきてくれました)を一品持ってきてくれる70代の女性。材料費も自分持ち。「ここには食べる子どもたちがいるから、作り甲斐があって楽しい!」

施設の修繕を電話一本で駆けつけてくれる60代の男性。退職した4月~6月の3ヶ月間は毎日掃除に来てくれた。

自分たちだけではなく、その地域に住む方々が応援してくれている。

自分たちはあくまで、裏方であって、主役は地域。

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家にいながら、【国際交流】パーティー

みなさん、こんにちは。
先日、友達の誘いを受けて、沖縄に観光にきている外国人の方と一緒に沖縄家庭料理を食べながら、交流してきました。

その友達は、「特定非営利活動法人NAGOMI VISIT」という団体が行っているホームビジット事業に参加していて、よく外国人に沖縄の家庭料理でおもてなしを行いながら、国際交流を楽しんでいるそうです。自分自身も家庭料理を頂き、とてもおいしかったです(笑)
料理の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、、、すみませんm(_ _)m

おもてなしして頂いた家庭料理

・じゅーしー
・ソーメンチャンプルー
・にんじんしりしり
・もずく(漁師さん直送)
白味噌のお味噌汁
・ちらがー
ジーマミー豆腐
・黒糖カステラ
さんぴん茶


外国人の彼らは、男性の方がドイツ人、女性の方がロシア人で、イギリスで出会って、結婚したそうです。このような話を聞いたときに、日本人に比べて、外国人にとっては国際結婚の壁の低さを感じました。日本人からすると、外国人との結婚にはちょっとハードルが高いように感じてしまうのですが。

彼らとお話をしていると、英語の勉強にもなり、文化の違いから新たな発見があったりととても有意義な時間を過ごすことができました。外国人から見た沖縄の魅力・・・日本人とはまた違った視点で見えているのかもしれませんね。

あくまで自分の憶測ではありますが、観光というよりも現地の人との交流を大切にしているように感じました。

彼らは、これから3週間、沖縄⇒福岡⇒広島・・・北海道への日本各地を転々と旅行するそうです。

「これからも楽しい旅を。」と言ってお別れしました。

自分がどこかへ旅行へ行くのではなく、海外の方を受け入れる側になるというのも休日の過ごし方としては面白いかもしれないですね。

もしホームビジットに興味がある方がいましたら、コチラ
特定非営利活動法人NAGOMI VISITのホームページ
https://nagomivisit.jp/