旅をしながら、自然とともに生きる

北海道から沖縄へ移住して、暮らしの中で感じたことを。

【北海道】で体験した【民泊】のカタチ

こんにちは。

先日、大学時代のゼミの先生から連絡がありました。

先生「元気にやっていますか。仕事はどうですか。」

先生は、自分に「地域づくり」や「まちづくり」、「地域活性化」ということを学ぶ機会を与えてくださり、自分が休学して海外旅行に行く際にも、「世界のいろんな地域を見ておいで。その土地それぞれの良さを感じておいで。」と暖かく見送ってくれました。復学後も同級生がいなくなってしまった自分のことを気にかけてくれながら、進路相談にも乗ってくれて、今の「道」を見つけることができました。

そんな先生とメールでやりとりをしながら、大学2年生の頃に研究室のゼミ活動で酪農家さんの所に民泊をさせてもらった時の話になりました。自分たちが現地に着くと、宿泊場所として「トレーラーハウス」が用意されていました。アメリカの映画でよく見るアレです。車につなげるとそのまま運ぶことができる「家」です。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20181005163453j:plain


酪農家さんは、経済動物(主に乳牛)と向き合っているお仕事だからこそ、あまり旅行といった長期期間、家を空けることができない。だからこそ、自分の家のまわりで楽しむことを見つけることがとても上手でした。ある人は家の近くにアスレチックを作ったり、トレーラーハウスを購入してそこで民泊を受け入れたり冬にはスノーモービルで遊んだり、エゾシカ猟をしたり、一年中、自分たちの地域でできる遊びはすべて知り尽くしていました。それ以外にはスノーシューやワカサギ釣り、かまくらづくり等。仕事の合間で遊んでいるそうです。(笑)

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20181005163507j:plain


民泊と聞くと、はじめましての方を自分の家に受け入れなくてはいけない。いきなりそれはちょっとハードルが高いと思われる方が多いかもしれません。なので、交流やご飯は一緒に行い、寝る場所は分けてみることでお互いの負担を少しでも軽減できるのかなと思いました。もちろん、民泊の目的はその地域の人との交流なので、そこは大切にしないといけませんが。
もちろん、この「ハコ」を用意するにはお金もかかりますが(笑)

【沖縄】にとっては目と鼻の先にある外国【台湾】からの訪問者~いざ、渡嘉敷島へ~

こんにちは。

先日、台湾から友達が沖縄に遊びに来てくれました。
彼は大学で日本語を勉強していたので、台湾語・英語・日本語の3つの言語を話します。

外国の方と話しているといつも思うのですが、自分の国以外の言語を話せる人の多さにいつも驚かされます。日本にいると日本語だけで精一杯の僕ですが、自分なりに外国語を勉強したいと思い、外国人と話したいと思い、交流を試みるのですが、相手が日本語を話せるとついつい日本語を使ってしまいます・・・。

北海道にいた時に比べて、今では当たり前のように毎日、外国の方を見かけます。観光客としては、一番近い国でもある台湾の方をよく見かけます。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918133616j:plain

その彼が「沖縄のきれいな海に行きたい」とのことだったので、それだったらせっかくだから離島に!ということになり、一緒に渡嘉敷島へ行ってきました!

僕にとっても、今年初の離島でしたー(^O^)/

とても天気も良く、観光客の方もたくさんいましたー。

渡嘉敷島へ着くと、すぐにバスへ案内されて、阿波連ビーチまでバスに乗り、15分くらいで着きました。せっかく離島に来たんだし、はじめは歩いていこうと思ったのですが、日帰りだったので、時間の関係上、乗ることにしました。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918133642j:plain


ビーチに着くと、多くのカフェやレストラン、ダイビングショップがありました。ですが、沖縄県出身の方で経営している方は何人いるんだろう・・・。と思いながら。
とりあえず、お店に入り、「ガパオライス」を頂きましたー(*^▽^*)

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918134508j:plain

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918134527j:plain


観光客と地元住民と移住者、それぞれの立場の人がその地域に住む。お互いにお互いのことを想い合えるような関係をつくっていくには、どうしたらいいんだろうーと、最近、よく考えます。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918134636j:plain


その後、彼と一緒に海を泳いだり、写真を撮ったりと楽しい休日を過ごしました。彼は以前、航空会社で働いていたそうなのですが、今は辞めて、次の仕事をするまでの間に遊ぼうと思い、沖縄に来てくれました。その他に台湾での兵役についてのお話を聞かせてくれました。

日本にはない徴兵制・・・いろいろと考えさせられました。

帰りは、歩いて港まで行きましたー。港では島の子ども

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918134103j:plain

たちが外国人の観光客向けに作ったと思われる島の案内文が飾られていました。子どもたちが頑張ってつくっている様子を想像しただけで心が温まりましたーー(^^♪確かに遠いけれど、歩いた方が離島に来ている感を味わうことができたように感じます。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918134402j:plain

【RESAS】~地域経済分析システム~データから地域の現状を見る

地域おこし協力隊の研修で教えて頂いた「インターネットで得られる地域の経済データを検索できる内閣府総務省が運営しているサイト」についてご紹介したいと思います。みなさんにお伝えすることが遅くなってしまい、申し訳ありません。

RESAS~地域経済分析システム~
https://resas.go.jp/

Google Chromeから検索して、使用しないと作動しませんのでご注意ください。

RESAS~地域経済分析システム~の活用の仕方
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/resas/index.html


もしかしたら、すでに知っておられる方もいるかもしれませんが。

 

概要
RESASとは、地方創生の実現に向けて、各都道府県・市区町村が客観的なデータに基づき、自らの地域の現状と課題を把握し、その特性に即した地域課題を抽出して「地方版総合戦略」を立案していただくことを目的としている。このため、まち・ひと・しごと創生本部は、これまで経済産業省が開発を行ってきた「地域経済分析システム」、いわゆる「ビッグデータを活用した地域経済の見える化システム」を、経済分野に限らずさまざまなデータを搭載することで、地方自治体が「地方版総合戦略」の立案等をする際に役立てていただけるシステムへと再構築したもののことを言う。

 

RESASを全国の自治体で活用していただくことで、これまでの経験や勘に基づく政策意思決定システムに加えて、データ等に基づく客観的・中立的な政策意思決定システムが普及していくことが期待されている。

誰でも、自由に、地域の経済状況について知ることができる。

自分の住んでいる地域はどんな風になっているでしょうか?
みなさんも、興味がありましたら、検索してみてください。

いよいよ、呉我【豊年祭】本番!!

人生初の豊年祭。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180925091852j:plain

今、住んでいる呉我区の豊年祭。

1年に1回の五穀豊穣を願う1番大きな祭。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180925091931j:plain

今年は、平成最後の豊年祭で、
今年で、105回目になるそう…。
毎年、受け継がれてきた。
しかし、最近では、過疎化が進み、人手不足のこともあり、他の地域からの参加者も集めて、祭を盛り上げている。
この過疎化の裏には、人口減少というよりも、地域の行事に参加する人の減少があるように感じた。

この呉我区には、約500人近くの人が住んでいるが、アパートや個人で家を借りて住んでいる人が多くいる。

『地域との関わりは面倒だけども、自然の豊かなところで暮らしたい!』という声をたまに聞く。

それを聞いた時は、ちょっと悲しかった。

都会だけではなく、田舎でも、隣に誰が住んでいるのか、分からないという状況が起きつつあるように感じました。

ちょっと、暗い話になってしまったけど(笑)

豊年祭は、とっても楽しかったです(*´꒳`*)

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180925092015j:plain

朝から、会場の準備をして、衣装を着て、神さまに演舞を奉納して、、あっという間の1日でした!

まさか、移住して5ヶ月で、地域の豊年祭で、棒術に参加させて頂いて、仕事終わりに、演舞の練習をして…いざ、本番を迎えて、緊張したけど、無事に成功しました!

地域の人にも、
『今までのなかで1番良かった演舞だったよ!』
と言って頂いて、こんなまだまだ地域の新参者を受け入れて頂いて、ほんとに、参加して良かった!と思いました。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180925092044j:plain

七福神が…リアル過ぎて、面白かったぁー(*'▽'*)

くいだおれ物語~お食事処 峠の茶屋~

こんにちは!

いつもブログを見て頂き、ありがとうございます。


これから、くいだおれ物語」という形で自分が実際に訪れたお食事処やカフェなど食べ物に関することはシリーズ化して、どこかに訪れた度に少しずつ投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

第一号は「お食事処 峠の茶屋」です。

沖縄県内在住の方は知っている方も多いとは思いますが、ココの「てびち料理」はとてもボリューミーな上に、美味しい!コラーゲンもたっぷり。とにかく大きい(笑)(いつもとは限りませんが。)お腹を空かせて行かないと食べきれないかもしれないです(笑)

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918112435j:plain


店内に入り、席につくと

店員「どこからきたのー?うちなーんちゅじゃないね(笑)」

僕たち「元・現琉球大学の学生です。(笑)なので、出身は大阪、北海道、長崎、愛知です。」
元・現琉大のメンバー4人でご飯に行ってきました。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918112512j:plain


店員「なーべーらー、食べるかい?」

僕「なーべーらー??」

店員「なーべーらーも知らんのかい!」
他のお客さんにも笑われてしまいました。

「なーべーらー」は、沖縄の方言で、「へちま」という意味です(笑)

方言と現代語の差がありすぎる沖縄の言葉には、慣れるまでにもう少しかかりそうです。

家に帰ってきたかのように普通に会話が弾む店員さんがいる「峠の茶屋」でした。


みなさんも機会があれば、ぜひ行ってみてください。

呉我暮らし【田舎暮らし】~半年を終えて~

みなさん、こんにちは。

最近、お庭のシークワーサーやオクラが実をつけ始めました~
ミニトマトも赤くなってきたなあ~と思っていたら、ある日、忽然と消えていました・・・おそらく、鳥だと思いますが。
田舎へ住めば、いろいろ起きます(笑)

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180921102816j:plain

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180921102826j:plain


自分の住んでいる地域では、豊年祭へ向けた練習が始まっており、地域の人から声をかけて頂き、参加することになりました。

五穀豊穣を願って行われる豊年祭・・・呉我区は珍しく今でも毎年、豊年祭が行われる。

自分が参加するのは、「棒術 テンベー」になりました。

3人で行う棒術で、1人は槍、2人は盾と棒で演舞するものです。

僕は、2人の内の1人である盾と棒で演舞する役を頂きました。

本番は、今週末22日17時~@名護市呉我公民館です。
もし、お時間のある方がおりましたら、ぜひいらしてください。
残り練習ができる日も本日しかありませんが、精一杯頑張りたいと思います。

型はだいたい覚えたのですが・・・。

「あとは演舞を大きくみせることが大事だよ!」
と地域の方に教えて頂きました。

地域に入り込む第一歩は、地域の人と一緒に同じ目標に向かって頑張ることが大事なんだ!と今更ながら、身をもって体験しています。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180921102848j:plain

【地域おこし協力隊】推進会議 沖縄ブロック

おはようございます。

先日、「地域おこし協力隊推進会議 沖縄ブロック」の会議に出席してきました。対象は、今後、協力隊の導入を考えている自治体やすでに導入をしている自治体に向けて行われた会議でした。

まず、はじめに総務省地域力創造グループ地域自立応援課・中村俊介理事官の協力隊についての説明がありました。協力隊を募集するにあたって、その地域の抱えている課題は何かを見極めた上で、どんな人材が欲しいのかを考える必要がある。とのことでした。また、今後の課題として「隊員の不安や疑問点などへの対応体制」が挙げられていました。自分たちは二人で活動しているので、何か困ったことがあれば、相談することができていますが、地域によっては一人で活動をしている隊員もいるので、県内の隊員同士の横の連携も大切なように感じました。

次に徳島大学准教授・田口太郎氏の基調講演では、協力隊の位置づけとして行政の一部ではなく、地域の外の視点から地域をみつめ、かつ地域の人々とともに考え、悩み、行動するパートナーであり、行政ではできないようなフレキシブルな活動を展開するサポーターでもある。また、協力隊の導入によって、その地域はその協力隊の人脈とつながり、地域と外のつながりが生まれる。それが地域の新たな刺激にもなる。
3年後の独立は、どの協力隊にとっても不安なことではあるが、地域との信頼関係を大切に活動していれば、目には見えないような小さな雇用が生まれてくる。もちろん、絶対に生まれてくるとは言い切れないが、協力隊が3年間、真剣に地域と向き合うことができるようなサポートを行政は行っていってほしいとのことでした。

最後に、グループごとにワークショップを行い、「協力隊に対して、各地域で実際に行っているサポートの取り組みと必要と思われる取り組みにはどのようなもものがあるか」について、グループごとに考え、発表しました。

実際に行っているサポートとしては、「地域のキーパーソンと協力隊をつなげてあげている。」「地域のイベント行事には参加するように案内している。」

今後、必要と思われるサポートとしては、「協力隊OBとの連携活動。」「地域住民に協力隊がくることを伝える。」「協力隊の卒業後の就職サポート体制を一緒に考える。」等が挙げられていました。

先日の会議の全体を通して、自分たち協力隊は、地域にどのように関わり、活動していくべきなのかを振り返る機会にもなり、県の地域おこし協力隊として、沖縄県全体で、どのように地域おこしをすることができるのかを考える機会にもなりました。
今後とも沖縄県内各地へ実際に訪れ、自分の外の視点を活かして何ができるのかを常に考えていきたいと思います。

f:id:aguri-traveller-ciaociao1019:20180918103535j:plain