国際通りにある観光案内所(てんぶす那覇)
てんぶす那覇のなかを歩いていると、国際通りの観光案内所があったのですが、外からはなかなか見えにくかったので、こんなしっかりした施設があるのに、もったいないなあ~と思いました。
そんな感じでフラフラしていると、あるお店のおじさんに話かけられました。
おじさん「もしよかったら、少しお店のなかを見ていきませんか?」
心の声「えっ!こんな高級感満載のお店に入っても何も買えないよ~」
と思いながらも、なんやかんやでお店に入ることになりました。
すると、おじさんはお店で販売している伝統工芸品についてひとつひとつ説明をしてくれました。そこで説明してくれた工芸品は次の通りでした。
・「卯三郎こけし」
群馬県で作られているさまざまなこけしがいました。その中には、沖縄県で就労継続支援によってつくられたものもありました。ひとつひとつにひとりひとりの想いが込めれていることに温かみを感じました。
・「公長齋小菅」
竹によってつくられた様々な形の弁当箱・箸・箸箱。
これで、お弁当をつくったら、何でもおいしく感じられそうだなあ~と思いました。
・「京うちわ阿以波」
このうちわは、おじさんによると芸術品であるから、実際には使うものではなく、飾っておくものなんだよ~と言われ、うちわなのか、絵画なのか判別が難しい品物でした(笑)
・「大黒屋江戸木箸」
この箸は3年以上使っても、きれいなままなんだよとおじさんは、今まで自分が使っていた箸を見せてくれました。本当にきれいなままでした(笑)
もし、興味のあるものがあったら、ぜひ行ってみてください。
おじさんは1年ほど前に、日本各地の伝統工芸品を沖縄から発信したくて、横浜から沖縄に家族で引っ越してきたそうです。
伝統工芸品と聞くと、最初に思いつく言葉が「後継者がいない」ということでした。日本の良さだったり、技術は日本にしかないものが数多くあるのに、失われつつある。といったことをよく耳にします。地域づくりを考えるにあたって、伝統工芸品はその地域の宝ではないだろうかと自分は思います。何か結びつけられそうですが。
やっぱり沖縄に移住してくる人は多いんだと改めて感じました。
自分自身も移住した身ではありますが。