旅をしながら、自然とともに生きる

北海道から沖縄へ移住して、暮らしの中で感じたことを。

【北海道】で体験した【民泊】のカタチ

こんにちは。

先日、大学時代のゼミの先生から連絡がありました。

先生「元気にやっていますか。仕事はどうですか。」

先生は、自分に「地域づくり」や「まちづくり」、「地域活性化」ということを学ぶ機会を与えてくださり、自分が休学して海外旅行に行く際にも、「世界のいろんな地域を見ておいで。その土地それぞれの良さを感じておいで。」と暖かく見送ってくれました。復学後も同級生がいなくなってしまった自分のことを気にかけてくれながら、進路相談にも乗ってくれて、今の「道」を見つけることができました。

そんな先生とメールでやりとりをしながら、大学2年生の頃に研究室のゼミ活動で酪農家さんの所に民泊をさせてもらった時の話になりました。自分たちが現地に着くと、宿泊場所として「トレーラーハウス」が用意されていました。アメリカの映画でよく見るアレです。車につなげるとそのまま運ぶことができる「家」です。

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酪農家さんは、経済動物(主に乳牛)と向き合っているお仕事だからこそ、あまり旅行といった長期期間、家を空けることができない。だからこそ、自分の家のまわりで楽しむことを見つけることがとても上手でした。ある人は家の近くにアスレチックを作ったり、トレーラーハウスを購入してそこで民泊を受け入れたり冬にはスノーモービルで遊んだり、エゾシカ猟をしたり、一年中、自分たちの地域でできる遊びはすべて知り尽くしていました。それ以外にはスノーシューやワカサギ釣り、かまくらづくり等。仕事の合間で遊んでいるそうです。(笑)

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民泊と聞くと、はじめましての方を自分の家に受け入れなくてはいけない。いきなりそれはちょっとハードルが高いと思われる方が多いかもしれません。なので、交流やご飯は一緒に行い、寝る場所は分けてみることでお互いの負担を少しでも軽減できるのかなと思いました。もちろん、民泊の目的はその地域の人との交流なので、そこは大切にしないといけませんが。
もちろん、この「ハコ」を用意するにはお金もかかりますが(笑)