旅をしながら、自然とともに生きる

北海道から沖縄へ移住して、暮らしの中で感じたことを。

【沖縄】にくる観光客と話すきっかけづくりをしてくれる【宿】

沖縄も、少しずつではありますが、湿度が下がり、気温は変わらないものの、涼しく感じることも多くなりました。

今日は、自分の友達が運営している宿を紹介したいと思います。

「ゲストハウスKAINAN」

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沖縄の友達が2016年4月3日にオープンしたゲストハウスで、なんと内装のほとんどを1年かけてスタッフの方たちでつくったという!手づくりの「ゲストハウス」。今話題のDIYの「ゲストハウス」バージョン的な感じです。

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オーナーの高良さんは、いつも優しい笑顔でゲストをお迎えしてくれる。日本人でも外国人でも気づいたら、家に帰ってきたように感じることができるような場になっている。

そのような場づくりをするにあたって、どこまでおもてなしをして、どこまでほったらかしにするのかその微妙な差から生まれる人同士の関係性が「家に帰ってきた」ように感じるきっかけづくりになっているのだろうと思います。
自分も、最近、居心地の良さと新たな出会いがあり勉強になることも多いので、よく遊びに行かせて頂いていますー。

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もし、沖縄にくることがあったら、ぜひ立ち寄ってみてください~(*^▽^*)

「ゲストハウスKAINAN」ホームページ http://www.gh-kainan.com/

浦添市森の子児童センターの取材を終えて

 

「地域にいるさまざま団体との連携を図りつつ、地域でつくる地域の未来」

 

大城喜江子さんが館長を務める「浦添市森の子児童センター」では、小中高生を対象に、無料で、学校の提出物や宿題のサポートを行っている。テスト対策や受験勉強も基本的には学校の教材を使用している。子どもたちに対して夕食の提供も行っているが、これは子どもたちの今後の将来を考えた上で行っている。

 

家庭にはそれぞれの事情を抱えているからこそ、それを少しでも地域の人で支えていく必要がある。その時に子どもに寄り添ってあげることが大切。

 

去年、行われた「勢理客避難訓練!」は、神森中学生が自ら動き、地域の人を巻き込み、成功を遂げている。

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大城さんは、「私たちはあくまで意識づけのきっかけづくりや子どもたちが何かやりたいことがあれば、影から全力でサポートする。その何かをする時はそれまでの過程が大切。」とおっしゃっていました。

「子どもたちの様子は、常にメンバー同士で情報共有しながら、遠い将来まで考えて、ひとりびとりを大切に、その子に合った対応の仕方が大切であること。」

現在では、生徒保護者・浦添市グッチョブ連携協議会事務局・侍学園沖縄校・自治会・PTA・民生員・大学・企業・行政・NPO法人といった地域のさまざまな団体と連携し、沖縄の子どもの未来のために奮闘されている。 


○今後の展望について
「切れ目をつくらない継続的なキャリア教育」
浦添市は、児童センターがすべての小学校区ごとに設置されており、中学校卒業後も児童センターとつながる仕組みをつくり、地域の包括的な支援によって子どもたちの自立を促す体制を構築する。

           ↓

地域型就業意識向上支援事業の活用
各地域に「地域の子どもたちを地域全体で育成する」仕組みを構築することにより、地域全体の就業意識向上を図る県民運動(学校や地域を中心としたキャリア教育を「産学官・地域連携」の仕組みを使って主体的に実施する際に補助金を交付し、活動を支援する)。
しかし、補助金は期限があるため、補助金がなくなった後に継続的に運営できるような仕組みづくりが大切である。
この事業を活用し、「協議会設置」・「事業実施」を行う。

①協議会事務局の運営:子ども・若者の「経済的・社会的自立」を行政機関・様々な団体が連携し実現することを目的として運営。

浦添市内の中学生に対して、お仕事調査隊の実施:商工会議所と連携し、お仕事調査隊の実施し様々な職種を知る。

浦添市を発信するグローカルリーダーの育成:浦添市を愛する心とグローバルな視点を併せ持ったリーダーの育成を目指す。

④市内の中高校生を対象とした就業意識調査:専門家からアドバイスを頂き、中高校生に対して、アンケート調査を実施する。

⑤グレートジャーニー関野吉晴氏による講演会の実施:地域を愛し、世界を見る関野吉晴氏による講演会を市内で実施する。


○取材全体を通して、私たちが感じたこと。
子どもたちの家庭でも学校でもない居場所。自分が小さかった頃は、児童館の存在を知らず、学校と家庭の往復を毎日繰り返していた。もし、家庭で親と喧嘩をしてしまい、学校でも嫌なことがあった時、どこにも自分の居場所がないと感じた場合に、自分にはいく場所がなかっただろうなあと思いました。
自分が小さかった頃にも、こんな児童館が近くにあればよかったなあと思いました。子どもたちは住む場所を選ぶことができない。だからこそ、地域や家庭や学校といった環境で、どのように支援していくかが今後も大切だと思う。

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大城さんは、最初から最後まで、私たちをうちわで扇いでくれながら、「ここ(児童センター)は、子どもたちにとっては、居酒屋的な場所なのかもしれない。」と笑いながらおっしゃっていました。これからも子どもたちの声に寄り添い、子どもたちからの自発的な活動があれば、全力でサポートをしてくそうな温かさを感じました。

 

最後に取材に協力して頂いた大城さんをはじめ、浦添市森の子児童センターのみなさん、どうもありがとうございました。

取材活動~大城喜江子の森の子児童センター~

報告が遅くなってしまいましたが、大城喜江子さんの「浦添市森の子児童センター」へ取材に行ってきました。

取材先/
大城喜江子さん

経歴/
沖縄県浦添市出身。

浦添市勢理客・森の子児童センター館長
平成27年9月、中学生を対象とした学習支援のための「学習塾」を開講。
平成28年4月から学習支援の対象を小学生にも引き下げ、「森の子ステップアップステーション」と名称を変え、再始動。

NPO法人なはまちづくりネット代表
・繁多川自治会公民館の運営及び講座の企画運営を行う。
※沖縄在来大豆「青ヒグ・高アンダー」を栽培し豆腐作りを行う「あたいぐわぁープロジェクト」など
・若者の職業的自立に向けたサポート活動「地域若者サポートステーションなは」

○沖縄の染色家で人間国宝重要無形文化財保持者)、宮平初子先生の下で20年間染色・縫製を習う。
琉球王朝絵巻の衣装の縫製を手伝った経験。

取材内容/
子どもたちとの何気ない会話から高校進学の意思のない子がいることに驚き、家庭環境や学校での疎外感などから遊び歩いている子たちと間近に接しているなかで、「このまま社会へ放り出すわけにはいかない」と思い立ち、夜の居場所づくりとして無料の学習塾を開講することに至った。
学習支援のみならず、食事の提供も行っている。

「ひとりびとりを大切に」
性格も育ってきた環境もみんな違う。だからこそ、その子に合った手立てが必要だということ。「どうせ自分なんて・・・」という子がいた時には、この子は普段話を聞いてもらっていないと思ってしばらくの間は何でも話を聞くようにした。すると、そういう言葉を発することは自然と減っていった。

「地域づくりは人づくり」
地域をつくる前に人をつくれば、地域は自然とつくられていく。

地域に目を向けるような人たちがいっぱいになる。

地域の人とかかわり行事に入っていくと、自分の住むところが好きになる。

今後その地域を離れたときに、戻ってきても戻らなくても生まれ育った場所が良いところだったと思ってもらうこと。   

「トップナンバーワンサポーターの存在」
火・木の週二回、夕食のおかず(取材時は、ちゃんぷるーを持ってきてくれました)を一品持ってきてくれる70代の女性。材料費も自分持ち。「ここには食べる子どもたちがいるから、作り甲斐があって楽しい!」

施設の修繕を電話一本で駆けつけてくれる60代の男性。退職した4月~6月の3ヶ月間は毎日掃除に来てくれた。

自分たちだけではなく、その地域に住む方々が応援してくれている。

自分たちはあくまで、裏方であって、主役は地域。

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家にいながら、【国際交流】パーティー

みなさん、こんにちは。
先日、友達の誘いを受けて、沖縄に観光にきている外国人の方と一緒に沖縄家庭料理を食べながら、交流してきました。

その友達は、「特定非営利活動法人NAGOMI VISIT」という団体が行っているホームビジット事業に参加していて、よく外国人に沖縄の家庭料理でおもてなしを行いながら、国際交流を楽しんでいるそうです。自分自身も家庭料理を頂き、とてもおいしかったです(笑)
料理の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、、、すみませんm(_ _)m

おもてなしして頂いた家庭料理

・じゅーしー
・ソーメンチャンプルー
・にんじんしりしり
・もずく(漁師さん直送)
白味噌のお味噌汁
・ちらがー
ジーマミー豆腐
・黒糖カステラ
さんぴん茶


外国人の彼らは、男性の方がドイツ人、女性の方がロシア人で、イギリスで出会って、結婚したそうです。このような話を聞いたときに、日本人に比べて、外国人にとっては国際結婚の壁の低さを感じました。日本人からすると、外国人との結婚にはちょっとハードルが高いように感じてしまうのですが。

彼らとお話をしていると、英語の勉強にもなり、文化の違いから新たな発見があったりととても有意義な時間を過ごすことができました。外国人から見た沖縄の魅力・・・日本人とはまた違った視点で見えているのかもしれませんね。

あくまで自分の憶測ではありますが、観光というよりも現地の人との交流を大切にしているように感じました。

彼らは、これから3週間、沖縄⇒福岡⇒広島・・・北海道への日本各地を転々と旅行するそうです。

「これからも楽しい旅を。」と言ってお別れしました。

自分がどこかへ旅行へ行くのではなく、海外の方を受け入れる側になるというのも休日の過ごし方としては面白いかもしれないですね。

もしホームビジットに興味がある方がいましたら、コチラ
特定非営利活動法人NAGOMI VISITのホームページ
https://nagomivisit.jp/

【東京】からの突然の訪問客・・・3年振りの再会

みなさん、おはようございます。
今日から、一週間の始まりですね。

今日は最高気温が30℃ちかくまでになるようです。
あんまり沖縄の夏に慣れていないからこそ、熱中症にならないように気をつけたいと思います。

昨日、6年前琉球大学へ交換留学としてきていた時に、九州での合同授業に参加した際に、知り合った九大の友達から突然、

「いま、沖縄にいるー?もし明日、空いていたらご飯でもいこー。」と連絡がきました。

彼は同期で、九大を卒業後、東京の大学院へと進学し、今回は留学するために、TOEFLの試験を受けるために沖縄に来たようでした。そんな彼とは、SNS上ではつながっていたものの実際に会うのは、6年振りでした。

6年振りに会うとなると少し緊張しましたが、彼はいい意味で昔のままでした。

久しぶりに再会しても、昔の話・会っていなかった間の話・今の話・将来の話など話していても尽きない話題の数々。

自分が琉大に行ってなかったら、九州の合同授業に参加していなかったら、会えなかった友達。大袈裟ではあるかもしれませんが、自分のひとつの行動で、今後、自分の人生が大きく変わる可能性があることを改めて感じました。

現在、彼は大学院に通いながら、高校生の教育支援の活動を行っているようで。その支援方法は、

既存の(東京内にある)カフェの一定のスペースをお借りして、大学生が高校生に勉強を教えるというものでした。高校生からはワンコイン(500円)を頂き、運営費(大学生の人件費など。)にあてているようでした。その費用の一部をカフェの方に支払い、それぞれがWINWINのような関係になるように心がけているようでした。今後はSNSを通じて、高校生へ告知していく予定だそうです。

・高校生にとっては、家庭教師や塾よりも安く勉強ができ、大学の話などを気軽に聞きながら、大学生と交流もできる。
・大学生にとっては、いろんなカフェに行きながら、高校生と交流しながら、刺激を受けたりすることができる。
・カフェにとっては、費用の一部を頂きつつ、飲み物や食べ物がついでに売り上げにつながる可能性がある。

もちろん、この方法が完璧な仕組みではないかもしれないけれど、なにかこうやって誰かのために行動を起こすことはとてもいいことだなあと思いました。

とりあえずやってみた上で、少しずつ改善していく。

そんな彼をこれからも応援しつつ、次は東京で再会することを約束した休日でした。

【読谷村】地域密着の情報発信の現場へ

 

こんにちは。
昨日、読谷村の「FMよみたん」に行ってきました。バスで(笑)バスの運賃が北海道と比べて、とても高くてびっくりしましたが。

 

バスには一日乗車券もあるようで、1日乗り放題で2000円だそうです。

 

これなら、みんな車に乗るだろうなあーと思いました(笑)

 

友達の紹介でラジオ・インターネット放送の現場を見学させて頂きました。
沖縄県内では、テレビのチャンネルが5つしかなく、そのうち3つが民間放送なので、

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ラジオは沖縄県内でよく聞かれているそうです。

ラジオ局に関しては、県内に20局もあるそうです。

各ラジオ局が自分たちの地域の情報や紹介をしたり、地元住民がパーソナリティーとしてお話をしたりと地域にとっては欠かせない存在になっているように感じました。

FMよみたんでは、パーソナリティーの予約待ちまで発生しているそうでした。

 

今は、SNSを通じて、個人が好きな時にいつでも情報発信ができるようになっているけれども、電波を使ったラジオはかなり多くの人に発信できるからこそ、発言などには注意を払いつつも、情報発信としてはかなり有効なものに感じました。


また、最近まで「FMよみたん」は読谷村役場の中に常設されていたそうなのですが、2016年から新しく建設された「読谷村地域振興センター」の3階に移設されたそうです。

ついでに「ゆんた市場」にも行ってきました!
なかは、沖縄県内の農家さんが育てた野菜が販売されていて、量も多く、値段も安く、

また来る機会があれば、今度はしっかり買い物袋を持っていきたいと思います。地域の人が育てたものをその地域に住む人が食べる。

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こんな考え方がとても大切なように感じました。

取材活動~赤木葉子さんのイタリア料理教室~

昨日、赤木葉子さんの「イタリア料理教室」へ取材に行ってきました。

取材先/
木葉子さん

経歴/
神奈川県横浜市出身。
平成16年に那覇市に移住。
当初は、自宅で手作りパン教室を開く。

その後、40代からの語学留学をきっかけに北イタリアヴェローナへ通い、いつもステイする友人宅の家庭の味を習得。沖縄へ帰国し、パン教室をやめ、現在ではイタリア家庭料理教室を開くようになったそうです。

そのイタリア料理教室で使う食材は、沖縄のスーパーなどで簡単に手に入る食材を使って本場の味を再現することで、イタリアの家庭料理を発信するとともに、地域での交流の場を提供している。また、その楽しい雰囲気のなかで学ぶことができる教室は口コミで広がり、今では、予約制で開かれる教室になっている。

印象に残っているお言葉/
「丁寧に生きる」
作れるものは自分の手でつくる。
スローフードスローライフをモットーに今は生活しているそうです。

 

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